- 入社2年目にして、東京ライブのオープニングアクトですが、プレッシャーはありますか。

特にプレッシャーは感じていませんね。ただ、プロデューサーの佐竹さんからオファーを受けた時に最初に感じたのは、DJプレイをリアルで聴いたことのないオジサン達に、ボクの音楽がわかるのかなぁ、という不安です。

 

- 確かに普段クラブやライブには行かず、音楽は車の中のラジオやアニソンだけって人も少なくないですね。

その不安をぶつけて、佐竹さんに言われたのが

『音楽は形じゃないYo。喜び、悲しみ、怒り、いろんな感情を表現し、伝えることが重要なんだYo。』

という言葉でした。レコードをスクラッチし、きれいにミックスして、つないでいって気持よくなればいいじゃんと考えていたボクには衝撃でしたね。

 

- なるほど。それでは今回のDJスタイルは、いつもと少し変化するということでしょうか。

ですね。自分のこれまでのDJスタイルをちょっと変えてみるつもりです。普段、ボクのライブに来てくれている人にとっては、違和感を感じるかもしれませんが、ボクなりの成長と思ってもらえると。

 

- ちなみに、仕事ではCTを担当されていますが、回るものが好きなんですね。

実は今の仕事に就く前に、7回転職しているんです。人間関係は問題なかったですし、楽しい仕事ばかりだったのですが、何故か肌に合わず、仕事を辞めてきました。

でも、今の仕事は肌に合っています。回るものが近くにあると落ち着くんだと、8社目でやっと気づきました。

 

- 回る門には福来たる。ということですね。今日はありがとうございました。

ですね。当日はみんなのために、たくさん回しますよ！